バリアフリーの賃貸物件も増加

超高齢化社会に突入した日本において、公共交通機関や商業施設などバリアフリーを求める声は急速に高まっています。今やバリアフリーの波は不動産業界にも及んでいて、実際に賃貸物件のニーズも広まりつつあります。年齢とともに足腰が弱ったり、膝関節の軟骨がすり減る変形性膝関節症はもはや国民病といわれるほど。人生100年時代到来で、り患はうなぎのぼりです。

すり減った軟骨は元には戻らす進行性のため、ステッキや杖で済んでいる段階はまだ良いのですが寿命の延びとともに必然的に車いすユーザーも増加しているのが現状です。そんな時代の流れの波もあって、バリアフリーの賃貸物件や、取り扱う賃貸業者も増えてきています。浴室やベランダの出入り・玄関、駐車場から玄関までなど、車いす生活にとって、とかく段差は大敵です。なのでスロープがついていたり、部屋や廊下には手すりがついていたり。

車いす用のスペースが確保されているものも、あります。「バリア(障壁)」を「フリー(無くす)」という意味の、バリアフリー。つまづくことによる怪我や転倒は実は多いのが実情ですが、それらの設備によって不要なケガや事故を未然に防ぐことにもつながるとも好評です。幸い今は大丈夫でも将来の介護を見越しての需要も、年々高まっています。

小さな子どもやロボット掃除機にとっても良かった、など思わぬところから意外な喜びの声も多数。全国で増えつつあるバリアフリーの賃貸物件を上手に探し、前向き・快適に暮らすことが肝要です。

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